【なぜ?】楽天ライブ終了から見えた今後のライブ配信の世界

楽天ライブ終了

ライブ配信アプリの中でも、最大手企業が運営していた楽天ライブが、2021年4月をもって終了しました。サービス開始から約2年という短さで消えてしまった楽天ライブに何があったと思いますか?

もし、楽天ライブの配信者であれば、急に働き先が潰れて今後どうしていこう…と思い悩んだ方もいたと思います。大手が運営していても安心出来ない世界だと感じたのではないでしょうか。

ライバーにとって、これは決して他人事ではなく、選ぶ配信アプリ一つで将来が良くも悪くもなるということが分かってしまったことだと思います。明日は我が身の可能性もあります。

そこで今回は、楽天ライブから見るライブ配信の厳しさと、どのようなケースで潰れてしまうのか、今後ライブ配信アプリを選ぶときに気をつけるべきことを解説していきます。

楽天ライブとは

楽天ライブは、株式会社楽天が運営していたライブ配信アプリです。楽天ショップや、楽天銀行、楽天モバイルまで、日本では幅広いサービスを提供している最大手企業が運営していました。

2019年5月17日からサービスを開始しました。基本的には、他のライブ配信アプリと同じように、ライバーが配信をし、視聴者がコメントや投げ銭をすることが出来るアプリです。

他社と違った点は、ライブコマース機能があったことです。ライブコマースとは、ライブ配信上でモノを売ることが出来るサービスです。配信画面に販売ボタンがあり、視聴者がタップするだけで、すぐに購入まで出来るという機能でしょう。アーティストにとっては、その場で仲良くなった視聴者へ「良かったらここからCD買ってね」といえるので便利です。

「Rakuten LIVE」は、ユーザーの参加を促進するライブエンタテインメント体験に加え、楽天だからこそ提供できる多様なライブコマースを組み合わせ、新しい時代のライブ動画配信サービスを実現します。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000944.000005889.html
アーティストや配信者に、きっと多くの期待を寄せられていただろうと思います。くしくも、2021年4月30日に楽天ライブはサービス終了となりました。
 

楽天ライブが終了した理由

一般的に、大手企業で資金があって、様々なサービスを成功させている楽天の会社が失敗するとは、あまり想像がつきませんよね。しかし、意外にもライブ配信サービスを運営するにあたっては落とし穴がありました。

競合サービスの強さ

楽天ライブは2019年スタートですが、現在でも多くのユーザー数を誇る17LIVEやPocochaは2017年にスタートしています。そのため、楽天ライブは他配信アプリよりも後追い組として参入することになります。

2年先にサービスを始めている17LIVEやPocochaは、あらゆる駅広告やCMなどを打ってユーザーを集めていきました。そのため、楽天ライブは2年のスパンがあることから、競合を追い抜く厳しさがあったのだと思います。

魅力を出し続ける難しさ

ライブ配信アプリは、他社と違った魅力があると、継続してユーザーが見に来てくれやすいと思います。特にライバーにとって魅力的なアプリであれば理想です。なぜならば、ライブ配信アプリはライバーがいなければ回らないからです。ライバーがいなければ、視聴する対象がいないので、視聴者も来ません。

そのため、ライバーにとって魅力的なライブ配信アプリを作ることが重要になってきます。また、それは一回だけではなく、ずっと継続的に魅力を出す必要があります。魅力が無くなった瞬間、競合の魅力に負けてしまうからです。時給制度やイベント、ギフトアイテムなど常に開発し続ける難しさがあります。

楽天ライブから学ぶ注意点(ライバー向け)

では、ライバーにとって、選んだ配信アプリが潰れるリスクがどれだけあるのか、チェック出来るように、気をつけるべき点をまとめます。

新しいライブ配信アプリには気をつける

楽天という大手ですら失敗したライブ配信アプリの世界です。新しい配信アプリが成功するのはとても難しい戦いだと思います。今もどんどん新しいライブ配信アプリが出てきています。今後も出てくるでしょう。その中で、時給やボーナスだったり魅力的な報酬があるアプリもあると思います。なぜならば、新しい配信アプリの場合、最初はライバーもいなければ視聴者もいない為、他社の魅力と戦うには、お金を吊り上げることしかないからです。

その分ライバーもリスクを背負うことになります。それは、お金以外に魅力が無いことです。要するに、イベントの質やギフトの質も分からない、視聴者も少ない状況で配信をすることになる可能性があるということです。他の成熟したライブ配信アプリよりも不利な可能性が高いです。

もちろん新しい配信アプリだからこそ良いところもあります。ただ、事前に配信アプリを見て、ユーザー数など確認してた方が良いでしょう。

潰れるリスクが低い配信アプリは?

最も配信アプリの中で安心出来るのは、やはり資金力がある大手であり、かつ魅力を出し続けている会社です。現在のライブ配信アプリの中だと、Pocochaが良いと思います。

 

Pocochaは株式会社DeNAが運営している国内最大級のライブ配信アプリです。DeNAも日本の大手ですが、楽天と大きく違う点があります。それは、DeNAはエンタメ、スマホゲームがメインの会社だという点です。ライブ配信アプリの機能は、スマホゲームと類似点が多く、その実績を持ったDeNAだからこそ、上手くいってるのだと思います。

また他にも、素人が配信しやすい点や、プライバシーが厳重に守られている点、視聴者が多い点も魅力です。

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まとめ

楽天ライブが終了してしまったことから、今後、配信アプリを選ぶ際の注意点を挙げました。もし、ライブ配信アプリを選んでいる最中の方であれば、このお話も踏まえて慎重に選ぶことを推奨します。ライブ配信のアプリはどれも魅力的ではありますが、失敗する配信アプリもあると思いますので、配信するアプリもしっかり確認して、選んでいきましょう。

【配信者向け】オススメのライブ配信アプリ

稼げるライブ配信アプリの特徴」を全て満たしている代表的な配信アプリと、顔出しをなるべく避けたい人にとって最適なライブ配信アプリをご紹介します!

everylive(エブリライブ)

エブリライブには、どんな配信者にも嬉しい機能が盛りだくさんです。

声だけ配信したい人も、顔出ししたくない人にもおすすめです。エブリライブはたくさんのフィルター機能がありますが、その中で「仮面をつける」フィルターもあるので、顔を隠すことも準備なしですぐに配信ができます。

また、エブリライブでは時給以外にもクリエイターやママを支援する「支援金制度」を別で用意している唯一の配信アプリでもあります。

知名度を上げるきっかけになるイベントも多くあるので、ぜひ一度エブリライブをのぞいてみてください。

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Pococha(ポコチャ)

Pocochaは大手DeNAが運営している国内最大級のライブ配信アプリです。アプリの利用者が全員日本人で、プライバシー管理も徹底していることから安心されている配信アプリです。

Pocochaでは、配信をスタートして1日目のライバー用の一覧画面があったり、7日以内のライバー一覧があったりと、配信を始めたての人への優遇がピカイチです。

配信をスタートして、すぐに視聴者が来るように設定されているので、配信をスタートしやすいのが特徴です。

また、前述したコアファンという仕組みがあるのも特徴です。トップライバーへの課金額は700万円以上あり、稼げるアプリでもあります。

Pococha(ポコチャ) ライブ配信 アプリ

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DeNA Co., Ltd.無料


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