BTSはYouTubeライブすらもサーバーダウンさせる、その人気を追求してみた。

BTSがYouTube LIVEでサーバーダウン

BTSは、2013年からデビューして以来今もなお人気が収まらず多くのファンを抱えています。

そんなBTSですが、コロナウイルスのこともあり、2020年4月ごろからYouTube Liveで過去のライブ映像の配信や日常を配信しています。

ここまで知名度のあるグループなので再生回数も500万再生を余裕で超えているものが多くあります。

そこで今回は、BTSについてや、なぜここまでの人気を得ることができるのかについて追求していきます。

特に、中盤は「追求した内容」が盛りだくさんでございます。

BTSとは?

BTSは、2013年にデビューをしたK-POPグループです。

また、デビュー当時は「防弾少年団」というグループで活動していましたが、2017年に世界進出を視野に入れ防弾少年団のローマ字表記である「BangTan Sonyeondan」の略称である「BTS」を正式名称にしました。

また、正式名称を用いたと同時に「現実に安住することなく、夢に向かって絶えず成長していく青春」という意味合いを込め「BTS」を「Beyond The Scene」と定義付けました。

そして、BTSのファン名称である「ARMY」は軍隊という意味を持っていますが、「Adorable Representative MC for Youth」(若者を代表する魅力的なMC)を掛け合わせた造語にもなっています。

BTSのYouTube Liveの反響

2020年4月ごろにBTSは、過去のライブ映像を2日間かけ配信したり、新しい挑戦として日常的な配信を始めました。

BTS YouTubeチャンネル

ライブ映像配信

配信は、さすが知名度もあり多くのファンを抱えるBTSと言える程、多くの視聴者が閲覧していました。

また、ライブ映像配信ではライブグッズでもある「アミボム」というペンライトを連動することで、ライブ映像に合わせペンライトの色が変わるという企画も行われました。…企画センスがありすぎです。

ファンからすると、映像を通してペンライトの色が変わるというのはライブ会場にいるかのような気分を味わえるので最高だと思います。

日常的な配信

日常的な配信では、新しい挑戦としてそれぞれの日常を週1で配信を行っていました。

ライブ配信では、しっかりと着飾った姿を見ることができますが、日常的な配信ということでBTSの皆さんは着飾らないありのままの姿で配信をすることでファンを喜ばせました。

やはり、ファンであれば、応援している人のいろんな面を見たいものです。

そして、人気過ぎて大変なことになりました。

4月24日にライブ配信を行った際に、ライブ配信開始5分程でアクセスが殺到してしまい、サーバーがダウンする事件が起きてしまったからです。

これだけの人気があれば、動画ではなくライブ配信を見たいと思います。

そのため、ファンが一斉にライブ配信に集まったことでサーバーダウンをしてしまい、開始5分で放送を終了しなければならなくなりました。

また、4月17日にもライブ配信を行っていましたがその際にもサーバーダウンをしてしまったといいます。

世界一の動画サイト「YouTube」であったとしてもBTSの人気の前にはサーバーも追いつかなかったのかもしれません。

なぜBTSは人気なのか(結論:エンタメの形を変えた)

BTSはK-POPの中でも世界的に有名になったアーティストグループです。

彼らのここまでの人気は、いくつもの伝説を作ったことから始まっています。

  • アーミーの存在
  • 無名の事務所から出てきたこと
  • アーティスト自身が進化している

上記の3つはもう「BTSがエンタメの形を変えた」と言っても過言では無い出来事です。

アーミーの存在

BTSのファンの固有名詞である「アーミー」はファンのあり方を変えた言葉です。

日本で人気の男性グループと言えば「ジャニーズ」から出て来るグループが多いですが、「嵐」や「SMAP」の中でファンの固有名詞があったでしょうか?

日本ではそのような文化がありませんでした。なぜかと言うと、「ファン」という言葉がすでに固有名詞であったため、特定グループのファンのことを「アーミー」のように名付ける表現が今まで無かったのです。

K-POPでもそれは同じです。以前大人気だったBIGBANGや少女時代、東方神起世代では無かったものです。

これは、まさしくBTSが生み出し、根付かせ、成長させたものでしょう。

そんなアーミー達は、ご自身で広告費を払ってBTSの宣伝活動に励んでいたりします。

BTSメンバー「ジミン」の誕生日お祝い広告

このような広告はアジアだけでなくヨーロッパや米国でも行われているようです。アーミーは世界中にいるので強大です…。

今までのファンのあり方を変えた「アーミー」の存在の大きさが分かりましたでしょうか。

無名の事務所から出てきたこと

K-POPといえば、SM・YG・JYPの三大事務所がいます。

SMであれば少女時代、東方神起が日本でも有名になり、YGは江南スタイルで世界的ブームをおこしたPSYやBIGBANGを輩出させ、JYPはTWICEがいます。

しかし、BTSはその大きな事務所からスターになったわけではなく、今まで聞いたことがない事務所から出てきたのです。

それが「Big Hit」という事務所でした。

Wikipediaで見ると2005年に設立されてから、かなり苦労をしてきている事務所だと思います。そんな中で、唯一世界的に成功したグループがBTSでした。

そして初期のBTSのMVを見てみると、現在の「王子様系」要素はなく、どちらかといえばBIGBANGのような野性的な男性グループに見えます。

途中からコンセプト変更をしたセンスや決断など、現在の成功にいたるまで、事務所、BTSともにかなりの苦労人だと察知できます。

ある意味SM・YG・JYPなどの事務所ブランドがないアーティストだったからこそ、高みの見物が出来ないからこそ、得れた勲章なのかもしれません。

無名だった事務所が三大事務所をごぼう抜きしていき、記録を塗り替えています

アーティスト自身が進化している

BTSはエンタメの枠を超えてユニセフとともに「LOVE MYSELF」活動を行っています。そして、国連本部でもスピーチを行い、BTSを知らない人でもニュースを見た方はいるかと思います。

今までのアーティストとは、誤解を恐れずに言うと「自身が人気になる成長スピードに追いつけず精神的に負担がかかる」ものでした。これが業界の闇でもありました。

ほとんどのアーティストは、事務所側が戦略を練り、有名になるための仕掛けを行うため、アーティスト達からするとダンスを極める、歌を磨くなどしていたら、知らず知らずに忙しくなっていき、有名になってしまうケースが多いのです。

アーティストが主役ではあるものの、アーティストは職人役です。ドラマの主題歌を獲得する営業や魅力的なMVを作ることは事務所が行うため、職人であるアーティストからすると、ついていけないことは多々あるはずです。

事務所の成長戦略に沿って成功し、アーティスト自身が精神的な負担と、ギャップを感じることは少なくありません。

しかし、BTSは苦労人ということもあり、成長とともに精神の土台もしっかりしていると感じとれます。

理由は、「アーミーの前で見せれない顔を一切しないところ」から読み取れます。

箇条書きで要約すると

  • 人数が多いのによくある恋沙汰などのパパラッチが現状されていない点
  • ライブ配信でも素の顔を見せているから、表舞台とのギャップが少ない
  • 常にアーミーを優先していることが分かるほどアーミーが自然と言葉に出ている

表の顔とプライベートの顔の差がほぼないという点は今までのアーティストでは難しかったことでしょう。これはとんでもなく精神的にも人間的にも成長が必要な部分です。

アイドル達がプライベートでパパラッチされてもなお、絶えずパパラッチされるのは、人間として普通に恋愛しているだけ…なので悪くはないですが、やはりアーティストとしての責任感というものがBTSは一段高く感じざるおえません。

だからこそ、BTSはプライベートも愛されるような存在になったのだと思います。

BTSは自分たちがアーティストととして成長していくとともに、人間としての成長をファンに見せてくれています。

BTSは難しくても…知名度を上げたい人へ…

最後に、本題とはそれますが、BTSと同じくYouTubeでライブをしていたりYouTuberとして活動している方も最近は増えてきています。

他の配信をしているYouTuberの中で、なかなか視聴数が上がらず、収入を得ることができないと悩んでいる方もいるともいます。

ですが、簡単にとは言いませんが、確実に知名度を上げる方法はあります。

知名度を上げるためには、まず最低限として

  • 毎日配信を継続する
  • 決まった時間に配信をする
  • なるべく長く配信をする
  • 他の配信者の配信を見に行く
  • サムネイルやアイコンにこだわる
  • 視聴者のアクションを敏感に察知する

があります。

これらは、すべてコツコツと地道な努力が必要になりますが、続けていくことで大きな成果になります。

知名度を上げるにはやはり、何度も配信を見てもらう必要があります。

ですが、たまにしか配信をしないとなれば、毎日配信を続けている人に比べ目にする回数が少ないです。

そのため、興味のない配信の中のひとつであれば人は忘れてしまうため何時になっても覚えてもらうことができません

他にも認知してもらうために覚えやすいサムネイルやアイコンを使用することでファンはついてきやすいです。是非、目標を追っている人は頑張ってほしいです。

まとめ

今回は、BTSについて深く語ってしまいました。

BTSほど世界的活躍は難しいと言えど、YouTuberやライブ配信者を目指すならば、同じく「努力」が必要になるのは必須のことです。

テレビに出ている人でも人気がない人はすぐテレビからいなくなります

ですが、BTSが人気なのはそれだけ努力をしているからではないでしょうか。

それと同時に配信者皆様も初めは無名で知名度は無いと思います。

しかし、コツコツと努力したことで「人気者」という成果が出ます。

皆様も何か追い求めている目標があれば、諦めずにコツコツ継続を目指してみてください。

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