ライブ配信で活躍する「ライバー」は「Youtuber」に次ぐ新たなトレンド職業と言われています。
そんなライブ配信で稼ぐ「ライバー」の収入は副業収入〜億超えという大金までをも稼ぐようになりました。
しかし、ライバーに興味はありつつも
「本当に稼げるの?」
「そんなお金稼ぎして怪しくないの?」
「怪しそうなDMメッセージが来たけど…」と思われる方も多いと思います。
そこで、この記事ではライブ配信はなぜ怪しそうか、ライブ配信の実態はどうなのか?という視点で解説していきます。
具体的には
・ライブ配信が怪しいと言われる実態
・ライバーが注目されるワケ
の順で
ライブ配信に興味がある方にとって必ず知るべき内容となっています。
ですので、ライバーが気になる方にとっては始める前から「ライバーの実態を把握出来る」内容となっており、
すでにライバーの方には「なぜライバーをやっていた方が良いか」が分かる内容となっています。
ライブ配信業界に入る方は一読推奨です!
ライブ配信は怪しい?その実態を解説
結論から言うと、現代のライブ配信は怪しくないです。
しかし、スマホが普及していない時代は、ライブ配信は怪しいものでした。
なぜなら、現代のライバーの誕生の前に「ライブチャット」というものが存在していたからです。
ライブチャットとは、パソコンを使用してビデオチャットを行う、男女をメインにしたライブチャットサービスです。大手会社DMMを筆頭にパソコン時代に生まれたライブ配信になります。
このライブチャットで配信する人のことを「チャットレディ」と言われています。
配信内容はノンアダルト、アダルトとジャンルが分かれています。
しかし、ほとんど稼げるチャットレディは、自身の身体をさらけだすアダルトな配信スタイルだった為、ライブ配信の仕事=怪しいとなってしまいました。
ライバーが怪しくない理由は?
パソコン時代の名残で、未だにスマホ時代のライブ配信も怪しいと思う人がいます。
しかし、現代のライバーは、チャットレディと違い怪しくないです。
その理由は
・スマホ時代は規制が厳しい
・ライブ配信がアーティストを輩出。エンタメとしての市民権を得た
・加速するライブ配信の波がライバーを後押し
スマホ普及前のライブ配信と違い、スマホのライブ配信はアプリとなっています。
アプリのインストールをするには「App store」もしくは「Android」でダウンロードしますよね。
ここが昔と違う点です。特にAppleはアダルトに厳しいという点で、一切のアダルトアプリがありません。あったら速攻でApp storeから消されてしまうのです。
なので、まずアダルトなライブ配信アプリは参入出来ません。
そして、ライブ配信アプリの運営会社にも、ライブ配信をする上での規制があります。
配信で「谷間が見えたらダメ」や「出会い目的の配信はダメ」など細かな規制が使用ルールにあり、破った場合、アカウント凍結や配信バンなどがされます。
こういった点から「健全なライブ配信アプリの確立」がなされました。
ライブ配信がアーティストを輩出!エンタメとしての市民権を得た
すでにライブ配信業界では、Youtuberに次ぐエンタメとしての地位を確立してきています。
ライバー限定で、様々なオーディションが行われていることをご存知でしょうか?
例えば「17Live ✕ avex オーディション」は17LIVEで配信するライバーならば誰でも参加ができ、勝ち抜いたライバーにはエイベックスの育成契約権を獲得し、トップクラスレッスンを無償で受けることが出来るイベントでした。
きゃりーぱみゅぱみゅが所属する芸能事務所がライバーアイドル「ライドル」をプロデュースしたりもしています。
また、LINEでお馴染みのLINE LIVEでは有名雑誌「pop teen」の誌面モデルの出演権をライバー限定でオーディションをしたり、
大手DeNAのライブ配信アプリPocochaでは、「映画出演権」をかけたオーディションがありました。
アーティスト、モデル、女優を目指している方にとって、チャンスを提供する場としても、ライブ配信はエンタメの市民権を得たと言って良いでしょう。
加速するライブ配信の波がライバーを後押し
スマホが普及して5Gが到来し、いよいよライブ配信の時代が近づきつつあります。
ライバーの存在は、ライブ配信アプリだけのものでは無くなっています。
Instagramのライブ配信「インスタライブ」は、今までライブ配信可能時間が1時間だったところを最大4時間にアップデートしました。また、ライブ配信を保存出来るアーカイブも組み込み、いよいよ大手SNSもライブ配信を強化してきています。
また、縦型動画SNSのTikTokもライブ配信機能をスタート、順次拡大ということです。
余談ですが、すでにライブ配信や様々な機能が充実している中国TikTokでは「30秒で400万円稼ぐ」ツワモノもいます。
いたるところでライブ配信の波が加速していくからこそ、ライブ配信を得意とするタレント「ライバー」が強みになってくる時代へ突入すると予想します。
芸能人でも、Youtuberでも、ライブ配信には慣れていないため、視聴者とのリアルコミュニケーション、ライブ配信ならではの空間を知りません。知っているのは、ライバーが一番強いのです。
どうでしょうか?少しはライバーに興味が沸きましたでしょうか?
ライバーが注目されるワケ
スマホから始まった現代の新しいライブ配信(17LIVE、SHOWROOM、Pococha等)は
CMや駅の広告、様々な場所で見かける人が多くなったと思います。
なぜここまで注目されるのか?それは
「理にかなったエコシステム」が隠されています。
そして、現代のエンタメとして、ライブ配信は一番価値が高い可能性があるという点です。
具体的な内容を2つだけお伝えします。
ライバーが注目されるワケとは、ズバリ
・5G時代の到来
・現代のコミュニケーションニーズとのマッチ
になります。1つずつ要点をお伝えしていきます。
5G時代の到来
5Gはライブ配信の味方になる存在です。
私生活では、Google検索の待ち時間や、動画のダウンロードの遅延解消により、さらにユーザーにとって「待ち時間」でおこる不満が無い環境が出来ます。
そしてライブ配信では、
同じ時間を共有する視聴者とライバーにとって、コメントを読んでもらうことに時間がかかる「ラグ」やギフトアイテムを贈る際に生じる「ラグ」は、とっても不利な環境でした。
しかし、5Gの到来により、そのラグが解消され、さらにリアルタイムなライブ配信が実現します。
現代のコミュニケーションニーズとのマッチ
2020年コロナウイルスにより、人との対面コミュニケーションを避ける時代になりましました。
しかし、人は誰かと繋がっていたいし、話したいものです。
その中で脚光を浴びるのは「会わずしてリアルなコミュニケーションがとれる」ものです。
視聴者の「アプリを開くだけ」という手軽さ、楽しさがあるライブ配信は、現代のコミュニケーションニーズにマッチしていると言えるでしょう。
最近ではレンタル友達という「友達代行サービス」があります。
(私としては、このサービスを知ったときは驚きでした。)
レンタル友達を申し込む人はなぜ「友達を作る」ではなく「レンタルしたい」のでしょうか?
様々な理由があると思いますが、一番は「ストレスなく誰かと仲良く遊びたい」という欲求が隠れています。
ライブ配信でも「ストレスなく誰かと仲良く話したい」という欲求が満たされる場所です。
そのことから、現代のレンタル友達サービスと似ているニーズがあるということが分かります。
まとめ
・ライブ配信が怪しかったのはパソコン時代、規制する第三者がいなかったため起こった。
・スマホのライブ配信では、App store、アプリ運営会社が厳しく監視しているためプライバシーが守られている
・ただ、谷間すらNGのアプリもあるので、服装も注意が必要です。ルールをよく読んで配信してください。
・ライブ配信はエンタメとしての市民権をすでに得ている
・ライブ配信の波はライブ配信専用アプリ以外からも来ている
・5G到来によりライバーが活動しやすい環境が整備されてきている
・コロナにより「会わずしてコミュニケーションが取れる」ニーズがある
・レンタル友達と同じく現代のコミュニケーションニーズとも合致